大還暦を超えた人としてかつてギネスブックに認定されていたのは、ジャンヌ・カルマンさん以外にもいました。泉重千代さんですが、なぜギネスブックが年齢の認定を取り消したのでしょうか?
大還暦を超えた人間
ジャンヌカルマン以外にもいた?
現在、ギネスブックが公式的に「大還暦(120歳)を超えた」と認定しているのは、ジャンヌ・カルマンさんただ一人です。
ところが、かつてはある日本人も「大還暦を超えていた」と認定されていました。
それが、今回の主人公の泉重千代さんです。
泉重千代の長寿十訓
1 万事くよくよしないほうがよい
2 腹八分目か七分がよい
3 酒は適量ゆっくりと
4 目覚めたとき深呼吸
5 やること決めて規則正しく
6 自分の足で散歩にでよう
7 自然が一番さからわない
8 誰とでも話す笑いあう
9 歳は忘れて考えない
10 健康はお天とう様のおかげ pic.twitter.com/ejsUfAp2pS— レナード (@Leonard_3104) 2019年1月22日
泉重千代さん
ギネスブックに認定されていたときは、1865年8月20日(江戸時代!)に生まれて、1986年2月21日(昭和)に亡くなられたと認定されていました。
現時点で、ジャンヌ・カルマンさんの次に高齢と認定されているのは、サラ・ナウスさんの119歳なので、その記録の凄さがわかるでしょう。
1979年に世界最高齢と認定され、お亡くなりになる1986年まで、生前はかなりの有名人だったようです。
ギネスブックが年齢の記録認定を取り消し!なぜ?
もうすぐ平成という時代まで、「江戸時代生まれ」の方が生きていたのなら凄いことでした。
現に、2009年まではギネスブックにジャンヌ・カルマンさんの下に泉重千代さんのお名前があったようです。
カルマンさんに抜かれた後も、「男性最高齢」の記録は保持されていました。
ちなみに、現在の記録は「木村次郎右衛門さんの116歳」です。
ただ、生前から記録に疑義を唱える声はあったようです。
長寿記録にありがちな「記録の信ぴょう性」について、泉重千代さんも疑問を呈されるようになりました。
そして、「お兄さんの戸籍と混同されていた可能性が高い」との判断から、2012年に記録は取り消されてしまいました。
現在は、泉重千代さんの実年齢は105歳だったとの説が一般的になっています。
@retoro_mode 2月21日は「トニー」赤木圭一郎さんの命日です。享年21。
そして2月21日は「年上が好き」泉重千代翁の命日です。享年120。 pic.twitter.com/EzRb1IfZtX— 上林汚命令和 (@sexykambayashi) 2017年2月20日
最高齢記録のまとめ記事
以下の記事でまとめています。
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