ジャンヌカルマンの享年は大還暦?娘のなりすまし疑惑の真相は?

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世界の歴史上ただ一人120歳越え(大還暦)を果たしたジャンヌ・カルマンさん。享年は何歳だったのでしょうか?長寿の方にありがちな「娘のなりすまし疑惑」がありますが、疑惑の真相はどうなのか調べました。







ジャンヌカルマンさん

大還暦は歴史上ただ一人で最長寿(120歳)

日本では、60歳を迎えると「還暦」といわれます。

なので、還暦を2度迎えることを「大還暦」といいます。

日本では120歳を超えた人がいなかったのであまり話題にはなりませんでしたが、世界の歴史上ただ一人大還暦に達した人がいます。

ジャンヌ・カルマンさんです。




享年は何歳?

1875年2月21日に生まれて、1997年に亡くなったとされています。

なので、年齢は122歳です。




娘のなりすまし疑惑の真相は?

寿命が1世紀を超えると、どうしても過去の記録に疑念が持たれてしまいます。

ジャンヌ・カルマンさんは、歴史上の人物であるゴッホに直接出会ったことがあるというコメントも残されているので、どれだけ長い間生きられたかがわかります。

日本でも、泉重千代さんがかつては「120歳を超えて生きた人」と評価されていましたが、その後の検証で105歳だったことが明らかになるなど、疑惑は後を絶ちません。

大還暦を超えた人としてかつてギネスブックに認定されていたのは、ジャンヌ・カルマンさん以外にもいました。泉重千代さんですが、なぜギネスブックが年齢の認定を取り消したのでしょうか?

ジャンヌ・カルマンさんも、2019年になって「実は娘のなりすまし疑惑だったのでは?」という見方が出ています。

ロシアの研究チームが、インタビューやカルマンさん本人の発言、証言や公的文書などをチェックしたところ、母親であるジャンヌさんの戸籍を娘のイヴォンヌさんが使っていた可能性が高いと指摘したのです。

公式記録によれば、カルマンさんの娘イボンヌさんは1934年に胸膜炎で亡くなっている。ザーク氏は、このとき死亡したのはイボンヌさんではなくカルマンさん自身で、その後イボンヌさんが相続税の支払いを逃れるために母親に成り済ましたとの説を唱えている。この説が事実なら、1997年に亡くなったのはイボンヌさんで、年齢は99歳だったことになる。

出典:AFP

反論も出ていて、まだ決着はしていないため、「遺体を発掘して調べる」みたいな物騒な案も出ているようです。

そこまでして調べる必要があるのかと思わずにはいられません。

最高齢記録

以下の関連記事で記録をまとめています。

歴史上初めて、現在生存の世界最高年齢の人が3人続けて日本人になりました。存命の最高齢者は116歳女性の田中力子(たなかかね)さんですが、「日本人の歴代最長寿と世界最高齢のランキング」「女性と男性の最年長・世界一最長寿・長生きの記録はどんな感じ?」なのかについてまとめました。







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