俳優の萩原聖人さんが、プロ麻雀士になりました。相当な強豪として知られていましたが、プロの中ではどれくらい強いのでしょうか? Mリーガーも視野に入っているのですが、凄さと賞金はいくらかまとめました。
萩原聖人
テレビドラマの「あぶない刑事」で端役で出演したのが、俳優生活のスタートです。
その後1990年に放送された「はいすくーる落書2」の役がキャリアの転換期で、スターダムへ上がります。
その後には、元妻の和久井映見と共演した「夏子の酒」にも出演しています。
プロ麻雀士の中でどれくらい強いの?
最近になって急に注目されたわけではなく、萩原聖人さんの麻雀の技量は実は以前から、かなり注目されていました。
abema麻雀TIMESでは、以下のように紹介されていて、高い技量をお持ちであることが想像できます。
多くの麻雀プロから一目置かれ、敬意を表される俳優、萩原聖人・・・
出典:abema麻雀TIMES
どんな打ち方をするのかについても、以下のように紹介されています。
昭和のにおいを残した手堅い麻雀を打つ。苦しいときでも甘い牌を打たず、チャンスがくるまでジッと耐えるのが萩原流。甘えた打牌を一切しないのは、まるで自分を律しているかのようだ。字牌のしぼりから、リーチへの対応まで、3人の他家の動きに気を配った打牌は、プロから絶賛されている
出典:ブッチニュース
とにかく慎重に・着実にというカタイ打ち方をされるようです。
Mリーガーの凄さは?
Mリーグって?
これまでギャンブルの1つという位置付けだった麻雀を、プロスポーツ化しようという試みで創設された制度です。
麻雀のプロの世界には、5つの団体があって、それぞれがプロ麻雀士を抱えています。
リーグの7チームが、5つの団体から3名のプロ麻雀士を選んでチームを作り、各チームともリーグ戦を80試合戦うという長丁場です。
それだけではなく、7チームのうち上位4チームがプレーオフであるクライマックスシリーズを24試合戦って、最終的に19年3月に優勝チームを決めるという仕組みです。
これだけたくさんの試合をするということは、運の要素が大きい麻雀から、極力運の要素を排除しようという試みでしょう。
参加チームにはテレビ朝日も含まれているので、おそらくテレビでもかなり報道されるはずです。
また、賭け事としての側面も昔からあった麻雀のイメージを払拭するため、Mリーグのチェアマンであり、サイバーエージェント社長の藤田晋さんは以下のようなコメントを公表されています。
Mリーグと選手は賭博行為とは一切かかわらず、賭博行為への関与が判明した場合、解雇などの厳重な処分を課します
出典:日刊スポーツ
プロ麻雀士の凄さは?
囲碁や将棋に比べると歴史は長くないですが、例えばタイトル戦の一つ「最高位戦」は、42年もの長い歴史を持っています。
中には、飯田正人さんのように最高位戦4連覇の合計10期獲得など、輝かしい成績を納めてきたツワモノ達がいます。
プロ麻雀士には女性もいて、「女流最高位戦」も17年の歴史を誇ります。
最高記録は根本佳織さんの5連覇です。
麻雀は、囲碁や将棋に比べて運が作用する割合が高いので、運を極力排除してプレーヤーの力が実績につながるような様々な仕組みが導入されています。
そういった中で、これだけの輝かしい実績を残されている方が何名もいらっしゃるので、やはり卓越した力をお持ちなんだと容易に想像できます。
将棋や囲碁ほど一般化された競技ではないので、強さを客観的に知ることはむつかしいですが、タイトル戦の記録や懸けられたMリーグの賞金の高さから、プロの技力の高さが伺い知れます。
賞金はいくら?
初年度の優勝賞金はなんと5,000万円と、超高額です。
1チームが3名なので、チームへ5,000万円が渡されるということは、少なくとも一人当たり1,600万円はもらえるでしょう。
芸能人から見れば大した金額ではないんでしょうが、筆者のような一般人から見れば目が飛び出るような金額です。
れっきとしたプロリーグなので、年棒も保証されています。
報道では、最低年棒は400万円とされています。
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