中学受験をする女の子の親にとって避けられない「娘の思春期」は、神戸女学院中学も同じです。ときおり不安な気持ちに苛まれますが、思春期はずっと続く訳ではなく、解決策もあります!思春期受験の娘を持つ親がどう行動すべきか解説します。
神戸女学院中学と思春期の受験
神戸女学院中学の受験
神戸女学院中学は、共学の有名校を除く「関西の女子中学」では、小学生の女の子が受験できる最難関の中学です。
キャンパス見学会などで、実際に学校へ行かれた方はひしひしと感じられると思いますが、目指されている生徒も優秀な方が多く、学校の雰囲気もかなりいい感じです。
ひょっとすると、親の方が「この学校へ行かせたい!」と先に思うかもしれません。
文化祭やキャンパス見学会などの学校のイベントには神戸女学院中学を目指す親娘がたくさんいらっしゃいますが、娘さん本人よりも、親御さんの方が目がギラギラしていたりします。
中には、(娘さんはまだ神戸女学院中学へ合格したわけではないんですが)、現役生へ娘を売り込んでいる親御さんもいらっしゃいます。
あの学校の雰囲気や授業内容(英語とか)、自治にあふれた校風なんかを目の当たりにすると、やっぱり行かせたくなりますよ。
思春期と中学受験
塾の先生からも何度か耳にすると思いますが、早い子は5年生前後で思春期に突入します。
思春期は人によって差があるので中学に入ってからの人もいるのですが、「いつから思春期」は親御さんがコントロールすることはできません。
思春期の大きな特徴は、「親の言うことは聞かない」「理不尽になる」「勉強以外のことに関心を持つようになる」などなど、中学受験にとってマイナス材料に事欠きません。
中学受験は高校や大学に比べて難易度が高くないので、大人が引っ張っていければ合格まで導きやすいんですが、思春期に入るとそうはいきません。
女性の先生を頼る
女の子の気持ちは、やはり女性の方がはるかに理解しています。
ですから、塾の講師の中で「頼りになる女性講師」を探すようにしましょう。
頼りになる女性講師は、男性目線だとどうしても地雷を踏んでしまいがちな会話や娘とのやりとりで、コツや注意点を教えてくれます。
また、こちらが娘へ伝えたいことだけでなく、今どのように娘へ接するかもうまくコントロールしてくれます。
思春期で親の不安な気持ちを可能性に変える
親の不安な気持ちを娘にぶつけても逆効果
「言うこと聞かない」「勉強しない」「どうしよう、このままでは・・・」
親は不安で仕方がないですが、それを娘さんへぶつけたところでマイナスにしかなりません。親の言うことを聞かせよう、勉強させようと思えば思うほど逆効果です。
親自身も自分の親の子供ですし、何かと反発したくなりましたよね。
今もそうかもしれませんが、親のアドバイスっていうのは、子供は反発したくなるもんなんです。
ですから、親が直接娘へ伝えようとしても、伝わらないんです。
だから、逆効果なんです。
親の役割は「娘がアドバイスを聞き入れる人」を見つけること
思春期で親の不安な気持ちを可能性に変えるには、どうしたらいいか?
答えはわれわれ塾の講師を通じて娘へ伝えることです。もちろん、察しのいい娘に「親が講師を焚き付けている」と見えてしまわないよう細心の注意が必要ですが、やはり他人の方がはるかに効果的です。
講師は誰でもいいというわけではなく、親の思いを察しつつ鈍臭い行動をしないような大人の先生に頼む必要があります。
そこが親の役割です。
どの先生が頼りになるのか、娘へうまく接してくれるのか?
頼りになる講師を見つけるのが、親の唯一の仕事と言っても過言ではないでしょう。
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