神戸女学院中学受験の直前期は、保護者の方も不安になりがちなようです。かといって娘さん本人に不安をぶつけるのはNGなので、直前期に保護者の方々が我々講師陣にどのように接するべきかをブログに書きました。
神戸女学院中学の受験直前期の保護者と塾講師の付き合い方のまとめ
娘さんだけの講師ではないことを理解する
保護者さん的には、僕たち講師陣は「大切な娘の将来を預けた大事な人」ですが、一方で僕たちから見ると、お嬢様は「神戸女学院コースの生徒の一人」です。
厳しい言い方ですが、中学受験塾もビジネスなので、事実です。
なので、僕たちへのコンタクトは積極的に取ってほしいですが、一方であまりに高頻度すぎると他の生徒への指導に影響が出てしまうので、そこは節度を持ってという感じです。
お嬢様に根掘り葉掘り聞かない
中学受験は、ひょっとすると親御さんの方が気が気でないかもしれません。
ですから、勉強面などで何かと不安なことが出てくるでしょう。
でも、お嬢様本人に根掘り葉掘り聞くのはNGで、聞きたいことはすべて我々塾の講師へ質問するのが鉄則です。
お嬢様は精神面で不安定になっていることが多いので、よくない刺激を与えてしまうからです。
塾の講師との接し方
気を使うべき対象は「お嬢様本人」と「塾の講師」ですので、それぞれ分けて描いてみました。
お嬢様本人
塾の講師と連絡を取り合っていることが本人の耳に入ると、「何か告げ口された」「また先生に怒られる」と思わせてしまいます。
ですから講師と連絡を取るときは、「お嬢様が小学校へ行っている時間帯」「オンライン/電話」を心がけて下さい。
もちろん、「先生に〇〇と伝えておいた」系の話し方もやめておきましょう。
講師対策
我々講師陣も生徒たちの質問対応や授業がありますので、塾の事務局などを通じて都合の良い時間帯を確かめて「アポイントを取る」ようにして下さい。
可能な限り実のある情報交換が望ましいので、ドタバタになりそうなタイミングでは意味が乏しくなってしまうからです。
また、「発破ををかけてあげて」という曖昧な依頼よりも「理科を〇〇してあげて」というような具体的な依頼の方が、お互いの認識の相違も少なくなります。
仮に約束の時間に講師が質問対応しているのなら、物陰に隠れて黙って待っていて頂けるとうれしいです。
受験前の忙しい時期だからこそ、こういった心遣いは大事にしたいものですね。
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