関西の大手塾の優秀な生徒たちが集う神戸女学院中学の入試。受験当日はどんな感じなのでしょうか?今回は、受験1日目の準備や注意点をブログ記事にまとめてみました。
神戸女学院中学の1日目の受験当日はどんな感じ?準備や注意点は?
「保護者向けの」入試1日目の注意点をいくつかまとめています。
最寄りの門戸厄神駅の雰囲気
いかにも受験生と保護者って感じの方が、少なからずいます。
とはいえ、某関西大手塾の先生が人間鳥居を作って待ち構えているようなことはなく、塾の先生がちらほらいらっしゃるくらいです。
なので、あまり身構える必要はありません。
門戸厄神駅で済ませておくこと – 帰りの切符を買っておく
たいていの受験生は神戸女学院中学の受験終了後に、滑り止めの中学校の受験会場へ向かいます。
一方で受験終了は全員同じなので、帰りの駅前はごった返してます。
切符を買うにも一苦労ですし、すんなり改札を通れる方が気分も楽です。
神戸女学院中学正門前の雰囲気
塾の講師陣がそれなりにいらっしゃいます。
ただ、通りにくいほどではなく、正門前の麓あたりに入り口で掛け声をしているくらいです。
門戸厄神駅と同じく、雰囲気に飲まれるということはなく、普通に通過すればいいです。
集合場所は講堂 – お手洗いと靴に注意
神戸女学院中学の受験当日は大学センター試験とかぶるので、大学側の建物には入れません。
なので、登山ルート的な階段の道は進めずに、車道側を歩いていくことになります。
集合場所は岡田山を登りきって最初に見えてくる講堂なのですが、講堂前にある女子トイレが長蛇の列になっています。
可能であれば、どこかでトイレを済ませておいた方がいいです。
早朝からトイレできそうな場所は、門戸厄神駅の西宮北口行きのホームか駅改札すぐ前のローソンくらいなので、駅で済ませる方がいいと思います。
年によって天候は様々ですが、雪が舞っている年もあるので、ヒールなどの岡田山(登山?)に向いていない靴は避けるべきでしょう。
持ってきた教材を受け取る
講堂までは保護者同伴なので、お嬢さんへ何かを伝えるなら最後の場所です。
あとは、試験終了まで会話する機会はありません。
試験会場へ持ち込める荷物には制限があるので、不要なものはお嬢さんから受け取っておく必要があります。
試験前の気休めで持ってきていた教材やノートなどが対象です。
ティッシュも持ち込めないので、受験会場へ向かう前に受け取ります。
試験が終わったあとは滑り止めの学校へすぐに向かうので、滑り止めの学校の受験に不要な教材も受け取ります。
保護者向けの説明その1 – 暇が1時間ある
受験生が試験会場へ向かった後に、保護者向けの諸説明があります。
時間をつぶすという意味では、「講堂以外の場所」の情報が有用ですが、食堂などは11時からしか開きません。
なので、一時間ほど手持ち無沙汰な時間が発生します。
一旦帰宅する保護者が7割強ですが、文庫本を読んだりうたた寝をする保護者もいます。
なので、1時間をどのように過ごすかの準備・想定は必要です。
保護者向けの説明その2 – 落ち着く場所
11時になると食堂が開店するので、試験終了まで待っている親御さんは食堂へ移動するのがベストでしょう。
講堂の椅子は非常に狭く、ずっと座っていると体のあちこちが痛くなります。
食堂の建物は2階にもスペースがあって、そこの窓側にはコンセントがあります。
iPhoneの充電に不安な方はお勧めの場所ですし、近隣が一望できます。
なお、11時になってからだと行列ができているので、15分ほど早めに行って扉の前で並んでいるくらいでもいいかもしれません。
迷惑行為はないので安心を
神戸女学院中学の受験に関する資料で「迷惑行為は謹んでください」という一節がありますが、実際に迷惑行為をしている人はいません。
過去にあったのかもしれませんが、保護者の方々は友人同士の方を除いてお互いに無関心で、受験終了まで沈黙の時間が続きます。
食堂の雰囲気
食堂は2階建てになっている上に、隣のビゴの建物も2階建てになっていて、互いに廊下でつながっています。
なので、食堂スペースは広く、みんな適度にばらけています。
ビゴの2階の方のラウンジは適度に人がいるので、食堂の建物の2階の方が人数が少なく過ごしやすいです。
通常は13時くらいになると食堂の営業は終了なのですが、14時になっても退室を迫られることもありません。
食堂棟の2階ラウンジは、非常にオススメです。
神戸女学院中学入試の1日目の受験前後の注意点
たいていの受験生は不安
試験は提出したら「あとは運を天に」なのですが、小学生なので(よほど成績がぶっちぎりの方は別ですが)たいていは「自信がない」「〇〇しておけばよかった」と不安に駆られています。
(ひょっとしたら本人よりも?)頑張ってきた親御さんは一緒に不安になるかもしれませんが、そこはあれこれ言わずに聞き手に回るのがベストです。
第二志望校以降の受験が続きますし、賽は投げられた状況なので悔やんでいても意味なしだからです。
不安感を一通り吐かせるというスタンスです。
あくまで親御さんは「大丈夫!大丈夫だから!」の一点張りです。
受験にあたっての注意点
詳しい解説はみなさんの通われている塾の分析を参考にしてほしいですが、例えば国語でのキーワードはただ一つ「空欄は絶対NG」です。
例年極めて難しい問題が出題されるので空欄にして提出したくなりますが、空欄には点数を上乗せしようがありません。
あまりの難しさに空欄で試験を終える生徒さんがかなりいらっしゃいますが、絶対ダメです。
試験を終えると、不安な問題の答え合わせをしたくなりますが、不安感が増すだけなのでやめておきましょう。
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