「DeFiで出てくるAMMってどんな意味?」「初心者向けのわかりやすい解説が聞きたい」仮想通貨の記事とかニュースで、難しい用語が多いですよね。そこで、初心者向け仮想通貨超入門シリーズDeFi編の今回は、AMMをわかりやすく解説しました。
AMMをわかりやすく解説!仮想通貨の初心者向け超入門【DeFi編】
DeFiの意味やこれまでの仕組みとの違いは?
非直接型金融って何?
これまでの金融系の取引では、真ん中に金融機関が入って手数料を受け取るといった形でした。
ビットコインをはじめとしたブロックチェーンの発達で、間に金融機関が入る必要がなくなってきました。
取引をした人どうしが直接取引をしましょう、という発想です。
このような取引をDeFiといい、英語を直訳して「非中央集権型」とか「分散型」ということもあります。
DeFiとこれまでの金融との違いは、「取引の間に誰か入るか?」です🤔
DeFiは間に誰も入らずにユーザー同士で直接取引をするので、金融機関から手数料を取られることもありません💴 最新技術では、取引相手も不要な取引もあります(Liquidity pool)🖥#DeFiトークン #仮想通貨 #AAVE #初心者 #入門 pic.twitter.com/6NS7ubolgU
— 通貨くん@仮想通貨初心者向け超入門 (@Tsukakun_crypto) March 1, 2021
AMMの意味をわかりやすく解説
これまでの仕組みの問題点
これまでの取引では、「取引相手」の存在が欠かせませんでした。
売りたい側と買いたい側の間に「オーダーブック」を挟んで、取引をします。
オーダーブックを見れば、売りたい注文と買いたい注文の需給関係がわかるという仕組みです。
ぱっと見ぃ良い仕組みに見えますが、問題点があります。
それは、取引相手が存在しないと取引は成立しないということです。
売りたい人が多くて買いたい人が少ない資産の取引は、成立しにくかったのです。
当たり前の話に聞こえますが、AMMという技術を使うと解決できます。
AMMの仕組み
DeFiでは、金融機関に加えて「取引相手もいらない」の最新技術のAMMがあります🖥
AMMでは、Liquidity poolに通貨が貯められていて、取引をしたいときはこのLiquidity poolと取引をします🔍 なので、従来は流動性の低かった取引も活発になる可能性を秘めた技術です😀#DeFi #入門 #初心者 #仮想通貨 pic.twitter.com/oc4jKVJHrd
— 通貨くん@仮想通貨初心者向け超入門 (@Tsukakun_crypto) March 1, 2021
AMMの仕組みでは、取引はLiquidity poolと行います(上のツイートで少し書いています)。
「取引は取引相手と行うもの」という考え方を、ガラっと方向転換する画期的な仕組みです。
「Liquidity poolって何?」って思いますよね。
超簡単に言うと、資金のあつまりのことをいいます。
この資金の集まりと取引をすれば、取引相手は存在しなくてもいいという発想です。
しかも、AMMはアルゴリズムで動かされていて、数式に従って機械的に動きます。
Liquidity poolの仕組み
DeFiで使われるAMMでは、取引は資金の集まり(Liquidity pool)と行います🖥
poolへ資金を出す人のことをLiquidity provider(LP)といって、poolと取引が行われる都度手数料がLPへ支払われます💴複数の仮想通貨のときは、同じ価値を50%ずつセットでpoolへ出します👛
ブログ https://t.co/FRRPhBqZxO pic.twitter.com/lEAH9IWg2X
— 通貨くん@仮想通貨初心者向け超入門 (@Tsukakun_crypto) March 3, 2021
ただ単に資金を集めただけではなく、常に同じ価値の資金が残り続けるように工夫がされています。
pool内の資金の価値が常に一定になるように、アルゴリズムで調整されているのです。
調整に伴って、取引価格は常に変動していきます。
poolへ資金を出す人のことをLiquidity provider(以下LP)といいますが、LPが資金を出した時と引き上げる時に取引価格が変わっている可能性も十分あります。
その結果LPは、資金を出した時と資金を引き上げる時で価格に差が生じることで損を被る可能性もあります。
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