箱根駅伝の青山学院の連覇が止まる?負けるのはいつで優勝候補は?

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2019年1月2日の箱根駅伝往路で、青山学院大学が予想外の不振です。連覇記録を続ける青山学院大学が負ける・止まるのはいつでしょうか?東洋大や東海大、早稲田大などの優勝候補の戦力・動向と、総合優勝の順位予想をまとめました。









箱根駅伝

お正月の風物詩

箱根駅伝。

それは、すべての大学生長距離ランナーにとって憧れの舞台です。

日本テレビがお正月三が日に大々的に放送することもあり、正月の風物詩になっています。

お正月に家族みんなで箱根駅伝を見るなんてことも、お正月の定番になっているかもしれません。

ただ、これだけ注目されている舞台ですが、門戸が開かれているのは関東の大学生だけなのが惜しいところです。




大学駅伝界には3つの大きな大会がある

大学の駅伝界には3つの大きな駅伝大会があり、この3大大会で優勝することが最高の栄誉とされています。

3つの大会のうち以下の2つは全日本の大学に門戸が開かれていますが、箱根駅伝だけは関東の大学に限定されています。

  • 出雲全日本大学選抜駅伝競走(通称:出雲駅伝)
  • 全日本大学駅伝対校選手権大会(通称:全日本駅伝)

出雲駅伝は10月上旬に、全日本駅伝は11月上旬に、そして箱根駅伝は1月2日と1月3日の二日間で開催されています。

チーム競技で3つの駅伝をすべて制するのは非常に難易度が高いのですが、3台駅伝三冠を成し遂げた大学がいくつかあります。

1990年の大東文化大学、2000年の順天堂大学、2010年の早稲田大学、2016年の青山学院大学で、ほぼ10年に一度達成されています。




青山学院大学の連覇記録

関東の私立大学では、知名度をあげようとチーム・選手強化に多大な資金を投入していることもあり、強豪校による連覇が何度か達成されています。

  • 日本大学:4連覇
  • 中央大学:6連覇
  • 日本体育大学:5連覇
  • 順天堂大学:4連覇
  • 駒澤大学:4連覇
  • 青山学院大学:4連覇(継続中)

青山学院大学の4連覇は継続中で、連覇記録がどこまで伸びていくかが注目されています。

有力校・強豪校の強化への姿勢はすごいのに加えて、学生は4年で卒業していきます。

その中で連覇を続けるには、現役学生がピークのパフォーマンスを披露することに加え、数年後の一戦級学生を確保することも同時に果たさねばなりません。

現役の選手が強いだけでは果たせない、非常に難易度の高い記録と言えるでしょう。




負けるのはいつ?連覇は止まる?

継続中の連覇記録を除くと、4連覇以上は5回達成されていますが、そのうち3回は4連覇で止まっています。

5年以上続けるのは、非常に難しいことを歴史が語っています。

一方で青山学院大学は、3大駅伝のうち2つ(「出雲駅伝」と「全日本駅伝」)で優勝しています。

つまり今回の箱根駅伝で、「大学駅伝三冠」への挑戦権を手にしているということです。

全日本駅伝でどうなるか見ものですが、5連覇の可能性はあるとみていいでしょう。

ただ、出雲駅伝では2位の東洋大学と12秒しかかわりません。

連覇は当面続くかもしれませんが、決して盤石というわけでもありません。




予選会

箱根駅伝には21校が参加しますが、このうち翌年のシード権を与えられるのは10校のみです。

シード落ちした学校と、箱根駅伝へ出場できなかった大学は、予選会へ出場し、上位10位に入れば、その年度の箱根駅伝へ出場できます。

2018年度も予選会が開催され、箱根駅伝への出場校が決まりました。




往路+復路の順位予想!優勝候補と戦力分析

どのような選手を何区へエントリーをするかは、直前までの選手のコンディションや戦略もあって、直前まで明らかにされていません。

そこで、出雲駅伝の結果をもとに、順位予想をしてみました。

まずは優勝候補筆頭の青山学院大学ですが、走った6人のうち区間1位が3人で、残りの3人も区間2位という抜群の安定感を誇っています。

2位の東洋大学は、区間1位を取った2名(今西、吉川)は青山学院の選手を15秒以上離す走りを見せましたが、のこりの4名がその貯金を維持できなかった格好です。

3位の東海大学は、区間1位を取った選手はおらず、区間2位〜6位あたりをしめる選手が大半です。

残りの大学は、1区間単位で見ても上位3校に匹敵するような成績を残している選手はいないので、箱根駅伝でも青山学院大学・東洋大学・東海大学の三つ巴と見るのが現実的でしょう。

出雲駅伝は6区間ですが、箱根駅伝は10区間です。

よりチーム全体のレベルが重視されることを考えると、選手層の厚い青山学院大学の優位は動かないと見るのがフェアでしょう。




箱根駅伝往路の結果(2019年1月2日更新)

第1区で大東文化大学の選手が転倒するなど、波乱含みで始まった2019年の箱根駅伝。

4連覇中で大学駅伝三冠を狙う青山学院大学は、第3区で1位になるという理想的な展開で、早くも5連覇の雰囲気が漂います。

ところが、4区と5区で予想外の深刻な不振に陥り、往路はトップから5分30秒差の6位で終えました。

専門家は、今回のレースを以下のように評価しています。

4区では岩見選手が東洋大の相澤選手に抜かれ置いていかれましたが、(青山学院大としては)ある程度は想定していたことだと思うんです。その中で4、5区の元気がなかったのは気になります。(総合5連覇が)黄色信号なのか、もうデッドラインを超えているのかは分かりませんが、東洋大、東海大を中心に青山学院大の連覇をストップできる展開になっている

出典:スポーツナビ

大舞台で結果を出すには、経験や慣れの力も大きく働きます。

その点でいうと、優勝慣れしている東洋大学がトップを走っているのは、青山学院大学にとっても脅威です。

青山学院大学の原監督は「10区へタスキが渡るまでに1分30秒以内まで詰めれていれば、可能性はある」とコメントされていますが、どうでしょうか?

連覇していた時と今回の違いを、以下のようにコメントされています。

「神野(大地)選手が卒業したら来年は厳しいかも」などとささやかれても、レースの中で育てて次の年につなげていました。それが今回その位置にいるはずの4区・岩見選手、5区・竹石選手の両選手が良くなかったので、そこは青山学院大らしくない雰囲気があります

出典:スポーツナビ

果たして、原監督が思い描くような、世紀の大逆転は可能なのでしょうか?

専門家は、以下のように分析しています。

本命は東洋大と東海大の2チームで、ともにいい位置にいると思います。2チームのマッチレースになるのではないかと思います。青山学院大は先頭から3分差ならまだしも、5分半だとかなり厳しい。上のチームがいい選手を出してくると、首位を奪うには厳しい距離になります。東洋大、東海大がミスなくいけるかどうかもあります。青山学院大の総合優勝の可能性は常識的に考えたら10パーセントくらいになってきます。往路は4、5区が粘れずに大差をつけられていく姿は、今まであまり見たことがなかったので、チーム状況が気になります。たまたま一人がブレーキがというのであれば気になりませんが、原(晋)監督が竹石選手は自信を持っているといった話をしていたのに、調子が非常に悪かった。やはり「追わなきゃ」という状況は力んでしまうのではと思います。

出典:スポーツナビ

つまり、青山学院大学が監督の予想通りの走りをしつつ、東洋大学・東海大学が思ったほど伸びなかったという2つの要素が噛み合わないと、5連覇は難しくなったということでしょう。

一方、こういう見方をする専門家もいます。

ただ、事前の戦力分析では、かなり高レベルな粒ぞろいの選手が揃っている青山学院大学です。

聞いたこともないような大逆転があるかもしれないですし、そういう展開になった方が面白いかもしれません。








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