会計士が中小・中堅監査法人へ転職するとき、狙いを何に定めてどんな目的を持って就職すべきでしょうか?中小・中堅監査法人への転職のメリットとともにまとめました。
Contents
中小中堅監査法人への転職のメリット
自由時間を取れるし報酬も程よくある
独立開業したら、資金面の不安は付きまとう一方で「やらないといけないこと」は膨大にあります。
本音を言うと「準備期間がほしい」ですよね。
だったら、中小中堅監査法人への転職を考えましょう。
「マネージャー以上での転職」という条件は付きますが、ある程度の報酬がもらえて時間の融通もつくのは、独立を目指すなら大きな魅力です。
【会計士の転職@中堅中小監査法人への転職】
✅早くマネージャーになろう💪
→アサイン日程を自分で決められるようになる📅
→営業活動を密かに始められる✅組織人の時は「肩書き」は重要✌️
→「スタッフです」では外部の人は話を聞いてくれない🙅♂️ pic.twitter.com/4EtmmGMMGn— 会計士の転職@仕事の裏側 (@cpa_carrer) 2019年3月17日
もちろん、「フリーな時間を差し上げますよ」と勤務先が言ってくれるわけではないので、自分で日程の調整をして、ひそかに自由な時間を確保する必要はあります。
大手だと、パートナーやディレクターがうなるほどいるので、なかなか自由時間を確保しにくいですが、中小中堅では大手ほどパートナーはいないので、自由を確保できる余地は広がります。
【会計士の転職@独立開業】
✅独立前に「人脈」と「フォロワー」どっちを狙う?
→どちらも時間がかかる
→中堅中小監査法人で準備する✅準備?
→中堅中小監査法人で当面のお金&時間を稼ぎに行く
→但し「マネージャー」以上でないと「時間の自由」はない🙅♂️ pic.twitter.com/KzVBV28w6E— 会計士の転職@仕事の裏側 (@cpa_carrer) 2019年3月18日
ちなみに、スタッフとして入社するなら、自由時間は望みにくいでしょう。
まずは中小中堅監査法人で、マネージャーになることを目指しましょう。
嘱託非常勤会計士がいる
独立したての会計士は、収入源が心もとないこともあって、中小中堅監査法人で非常勤として働くケースが一般的です。
日々なんとなく過ごしている非常勤会計士もたくさんいますが、中には非常勤を「本当に一時的」と捉えていてアンテナが高い系の方もいらっしゃいます。
話好きな方なら、近くにいて彼の話を聞いておくと、目の付け所とか👀が大変参考になるので、自分の将来に役立ちます。
中小中堅監査法人への就職の狙いと目的は?
転職の目的や狙いといった方針がブレると、いたずらに時間が過ぎていきます。
大きく分けると、「出世を狙うのか?」「独立開業を視野に入れるのか?」のどちらかを早く決めましょう。
出世を目指すのか?(目的1)
出世を目指すのなら、方向性は大手のときとほぼ同じです。
仕事上で何らかのシクジリがあると、出世に響きます。
また、出世は「下からの評価」は関係なく、「上司の評価」だけを気にしていればいいです。
引き上げてくれるのは部下ではなく、上司だからです。
だから、以下の方針で動きましょう。
【会計士の転職@中堅中小監査法人への転職】
✅「出世を目指す」のか「独立のきっかけを狙う」のか?
✅出世を狙うなら?
→デスジョブから徹底逃亡🏃💨
→外部レビューで指摘を受けると出世に響く🙅♂️
→人事権を持ってるパートナーにゴマをすり続ける✌️ pic.twitter.com/XjgZheUYtC— 会計士の転職@仕事の裏側 (@cpa_carrer) 2019年3月16日
独立開業を視野に入れる(目的2)
独立開業を視野に入れるのなら、「自由時間確保」と「情報の収集」の2つを重視しましょう。
まず時間確保は、「自由が効くアサイン」を少なからず確保しておき、それを自分の独立開業準備にあてるのです。
電話やメールは来るでしょうが、対応すべき時間を自分で決めておき、リアルタイムでは反応しないようにしましょう。
時間はいくらあっても足りませんから、自分で意識を持っておかないと、時間は知らず知らず過ぎていきます。
次に情報収集ですが、以下のことを考えておきたいですね。
【会計士の転職@中堅中小監査法人への転職】
✅「出世を目指す」のか「独立のきっかけを狙う」のか?
✅独立のきっかけを狙うなら?📡
→「独立ネタ探し」が本業なので監査に全力は傾けない🙅♂️
→アンテナ高い系の非常勤会計士を探してそばにいておく👂
→外部と接点取れそうな仕事に立候補🤚 pic.twitter.com/B8uBlSCIro— 会計士の転職@仕事の裏側 (@cpa_carrer) 2019年3月16日
「人脈作り」で自信がないのなら、自分のメディア(SNS・ブログ)を持っておきましょう。
自分が仕事をしている時に、自分に代わって営業活動をしてくれます✌️
【会計士の転職@中堅中小監査法人への転職】
✅人足らずなのでアナログ的な活動がしにくい
→「営業するなら監査手伝え」の風潮↘️✅見えないところで営業力を磨くなら?
→ブログやTwitterがいい✌️
→自分が仕事してる間もブログやTwitterが営業活動してくれている🙆♂️ pic.twitter.com/PLhQcWmN6u— 会計士の転職@仕事の裏側 (@cpa_carrer) 2019年3月15日
転職は大手監査法人の方がいい?
大手監査法人の方が「さまざまな仕事を経験する機会がある」のはたしかですが、「それが独立開業に活きるのか?」は別問題です。
狙いや目的がブレるとメリットもデメリットに変わりうるので、まずはそこをしっかり決めましょう。
独立開業を目指すのなら、「個人」「融通」といったところで大手監査法人に勝ります。
目的があれば中小中堅監査法人への転職がベスト
つまり、「独立開業」という明確な目的があるのなら、中小中堅監査法人はかなりオススメです。
「お金をもらいつつ、自由時間を確保しにいく」
これができる環境は、そんなに多くないですから、独立開業前に「中小・中堅」をワンステップとして加えるのもいい考え方ではないでしょうか?
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