生活に欠かせない緊急地震速報でも詐欺メールが発生しました!リンクを貼って出会い系サイトなどへ誘導する手法です。フィッシングと言われる方法ですが、このような迷惑メールの見分け方はどうするのか、まとめました。
Contents
緊急地震速報で詐欺メールが!
地震大国日本でいまや欠かせない存在になった、緊急地震速報。
久々に緊急地震速報なったわ
大した揺れじゃなくて良かった
てか格安スマホでもちゃんと警報鳴るんだな pic.twitter.com/NDO8AbvmB6— 11番線回送車@休止中 (@iiden_line_) October 25, 2018
貴重なライフラインの一つに、詐欺メールが入り込んできました。
人間性のかけらもないと感じざるを得ませんが、よくよく考えると、詐欺は「意外なところで、さぎっぽくないように」感じてもらう必要があります。
緊急地震速報のような公のツールだと、詐欺なんて普通は考えないでしょう。
「意外」「まさか!」だから、漬け込む余地があるのです。
それにしても考えた人の悪知恵ぶりには、あらためていろんな意味で感心せざるをえません。
その知識をまともなことに使えばいいのに、と思ってしまいます。
フィッシング詐欺や迷惑メールの手口
とにかく誘導する
緊急地震速報の詐欺メールも含め、手法や手口は一貫しています。
お金を巻き上げるウェブサイトへ誘導するのです。
一方で、「これは詐欺だ!」と見抜かれては困るので、メールの画面だけを見ても、怪しさのかけらもありません。
緊急地震速報を騙る詐欺メールが登場!絶対にタップしないで | netgeek https://t.co/rypZNhapCc pic.twitter.com/ZMgKcyrDN6
— netgeek動物 (@netgeekAnimal) October 24, 2018
「怪しくないのを、どうやって見分けるんだよ!」って思いますよね。
ぱっと見で、怪しい箇所がただ一つあります。
そうです。。。
怪しいメール・詐欺メールには、ほぼ必ず誘導先のリンクが貼られているんです。
佐川急便を装ったフィッシングメールはこんな感じ。
佐川のフィッシングサイトです。
絶対に押さないで! pic.twitter.com/0uQrKmnxZl— 斉藤隆 (@DwqvWrrSRRL39Uq) October 27, 2018
筆者にも来たGoogleを装ったフィッシングサイトも。
朝から何か当選した・・・。最近のフィッシングサイトだという。
いかがわしいサイトを見ていたわけではなくサイトに付いている広告を利用して勝手にポップアップする仕組みらしい。この後に個人情報を入力するページへ誘導されるようだ。Googleを騙っているがアドレスにはその文字はなかった。 pic.twitter.com/ltWx4mK3kk— るま@桜島大嫌い (@marumaru_1970) October 18, 2018
ヤマダ電機を語ったフィッシングメールもあります。
なかなかそれっぽいフィッシングサイトを発見したぞ!! pic.twitter.com/tyL0NmssPK
— 雲丹雲丹 (@uniuni_unisan) October 28, 2018
どこへ誘導?出会い系サイトとか?
間違えてリンクをクリックしてしまった場合、どこへ誘導されるのでしょうか?
相手は、メール受信者からお金を巻き上げたいわけです。
簡単にお金を払ってくれるわけがありませんから、お年寄りだったら狙い目は「老後の不安」や「資産を増やす(=運用)」になります。
だから「老後の不安」とか「資産運用」とかで感じそうな不安感を煽り、話の流れで口座番号や暗証番号を聞き出したり、お金を払わせたりするウェブサイトへ誘導します。
男性だったら、若い女性と〇〇ができるから登録してとかいう感じで、いわゆる出会い系サイトのようなところへ誘導します。
とにかく、ターゲットがほしがりそうなところを巧妙に突いて、そこへ誘導するのが特徴です。
詐欺メールの見分け方
いくつかあるのですが、一番のポイントは「リンクが貼られている」ことでしょう。
リンクが貼られている
「怪しさ」を隠すために、メールやメッセージの文面には「最後に読ませたいウェブサイト」は載せません。
隠すためには、どこかのサイトへのリンクを貼っておく必要があるのです。
逆の見方をすれば、リンクが貼られていたら、「ん?怪しいのでは?」とアンテナを張る必要があるのです。
相手はこちらを騙しにくるので、あたかも信用のおける公的機関や大企業、緊急地震速報など「まさか」「あ、信頼できる」という観点でメールやメッセージを送って来ます。
だから、盲目的に信じないで「リンク」が貼られているかはまずチェックしましょう。
緊急地震速報の音が鳴る
緊急地震速報の場合は、かならず音がなります。
音がならなかったり、いつもと違う音だったりしたら「ん?」と思いましょう。
この動画の2:14くらいから鳴り始める音を覚えておいてくださいね。
それ以外の公的機関を装ったメール・メッセージの場合は、ならない場合もあるかもしれません。
そんな場合は、鵜呑みに信用せずに、インターネットとかを検索して、調べて見ましょう。
お得そう・おいしそうな情報ほど、猛毒の可能性大ですから、飛びつかないように。
返信できるか?
緊急地震速報のメッセージは、返信ができない仕組みになっています。
他の多くの公的機関のメール・メッセージも同じです。
問い合わせ返信されたら、パニックになるからです。
一方の詐欺メールは、返信ができるしくみになっています。
ここが、詐欺メールかどうかの判別ポイントです。
怪しいメールはどんな感じ?
今回の緊急地震速報メール以外にも、公的機関を装った怪しい詐欺メールがあります。
たとえば、土砂災害速報メールがあります。
大きな地震の後に届くことがあります。
これも緊急地震速報メールと同じく、リンクを踏むように誘導します。
たいていの公的機関のメッセージでは、携帯を開かなくてもメールの文面が見れるケースが多いので、そうでない場合は特に疑ってみましょう。
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