QBハウス値上げで他社の料金はどうなる?

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1000円カットでお馴染みのQBハウスが、1200円へ値上げすることを公表しました。大手が寝価格アップしたことで他社も値上げを追随するかもしれませんが、どうなるのでしょうか?さらなるの価格アップの可能性と含めて、調査しました。

QBハウス値上げ

さらば1000円カット!

1000円カットでお馴染みのQBハウスが、経営努力が限界に来たとして1,200円への値上げを発表しました。

QBハウスの料金を来年2月から値上げすると発表しました。通常料金を1080円(税込み)から1200円(同)に引き上げるもので、代名詞とも言える「1000円」の価格設定が姿を消します。

出典:オトナンサー

千円札一枚という手軽さ・安さが世間の男性の心を掴み、1000円カットという市場は急成長をしてきました。

ただ、「最低限のサービス」で「最低限の価格で実現」という経営路線は、余分なサービスを徹底排除&人件費の最大限の圧縮を前提に成立してきました。

一方で低価格路線というのは、同業他社が真似しやすいという側面も持っていて、いわば諸刃の剣だったのです。

低価格路線であるがゆえに、徐々に経営体力を奪っていったのでしょう。

経営努力によるこれ以上の業績改善は難しいとして、代名詞である「1000円カット」を捨てる意思決定を下したのです。

いつどのように値上げ?

メディアによると、19年2月から以下のように値上げすると報道されています。

2019年2月1日から全店で通常価格1080円(税込み)を1200円(同)に、シニア価格(平日利用のみ・65歳以上)を1000円(税込み)から1100円(同)にそれぞれ値上げします。

出典:オトナンサー

最大顧客である働き盛りの男性層に対する値段を、1200円にするという価格改定です。

1000円カットには、「千円札1枚」という手軽さゆえにウケてきたという側面があります。

そこが、200円という余分なお金を出さないといけなくなったことが、消費者心理へどのように影響を与えるかが、非常に注目されます。

筆者の見立てでは、致命的な客離れは起きないものの、お客さんの訪問頻度が例えば1ヶ月に1度だったものが、2ヶ月に1度になるという感じで、じわじわ低下していくのではないかと予想しています。

他社の料金はどうなる?

問題は同業他社の動きです。

1000円カットという商品は、商品の差別化で消費者の支持を受けてきたのではなく、安さで支持を受けて来ました。

逆にいうと、1200円のQBハウスの隣りに1000円のカットハウスがあれば、大半の顧客は1000円のお店の方になびきます。

つまり、顧客の忠誠心が高くないということです。

一方で同業他社も、QBハウスと同じような悩みを抱えています。

大手が値上げへ舵を切った今、「便乗するのはこの時だ!」というのも経営判断でしょうし、「シェアを奪うには値段維持だ!」というやり方も一法です。

よって、同業他社は両極端の動きに出ると思われます。

ただし、どちらかというと追随する1000円カットの方が多数派を占めるのではと思います。

1000円カット業界にも、経営体力が強い会社と弱い会社があるためです。

さらなるの価格アップの可能性は?

経営陣の想定には入っていると思います。

ただ拙速にことを進めると、一気の客離れにつながりかねません。

よって、1200円で様子を見て、大した影響がないと見切れば、最終的には1,500円程度まで追加値上げをするでしょう。

時期的には、2年以内と見ています。

逆に2000円までは値上げしないでしょう。

そこまで上げてしまうと、世の中の美容院に対して割高感が目立ってしまうからです。

いずれにしても、今後の動きが非常に興味深いニュースですね。

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