新紙幣が発行されると、同じ金額の2種類の紙幣が存在するので、偽造事件が頻発します。そこで、過去の旧紙幣はいつ消えたのでしょうか?すぐになくなったのか、調べました。
直近の新紙幣発行はいつ?
2004年に新紙幣(現在の紙幣)が発行されました。
それまでの千円札は夏目漱石の絵柄だったので、当時を知る昭和世代には懐かしいトピックです。
いまは市場にほぼ流通していませんが、二千円札は2000年に発行されました。
つまり、今回の新紙幣発行はほぼ20年ぶりの出来事ということになります。
#新紙幣 の裏面は、新1万円札に東京駅丸の内駅舎、5千円札に藤の花、千円札に富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」を採用するようです。=山本博文撮影https://t.co/BsffZDRk9A#渋沢栄一 #津田梅子 #北里柴三郎 #福沢諭吉 pic.twitter.com/5B6i51qxsJ
— 日経 写真映像部 (@nikkeiphoto) 2019年4月9日
旧紙幣はいつ消えた?
いきなり自分の持っている紙幣が使えないとなると、一般生活に深刻な影響が出てしまいます。
そのため、前回の新紙幣発行のときは、当初「2年をめどに」切り替えを行うと発表されていました。
ところが、想定以上に紙幣の偽造が横行したので、あわてて半年早めて1年半にしたという後日談があります。
すぐに消えたのは偽造事件が頻発するから?
「別にすぐに無くさなくてもいいのでは?」って思いますよね。
でも、旧紙幣が存在していると言うことは、マーケットに2種類の紙幣があることを意味します。
1種類しかなかったら、お金を扱う人の目👀もすぐに慣れてくるので、偽造紙幣が紛れていたら、「あれ、なんかおかしい」って気づくでしょう。
でも、2種類の紙幣があると、どうしても注意が散漫になってしまいます。
そういったタイミングを見計らって、イケナイ人たちが偽造紙幣を使います。
偽造紙幣を早く追い出すために、日本銀行は旧紙幣の使用停止を急ぐのです。
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