情報銀行では個人情報を何に使われるか怪しい?仕組み・メリットと問題点まとめ!

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メガバンクグループの一角の「三菱UFJ信託銀行」が、情報銀行業務を検討しています。一体情報銀行ってそもそも何か?個人情報を何に使われるか怪しい感じがします。情報銀行の、仕組み・メリットと問題点をまとめました。

情報銀行の仕組みと個人情報

無意識に個人情報を差し出していた!

お店へ行かずにほぼなんでも買えるAmazonや、なんでも情報が検索できるGoogle、そして個人情報の宝庫になっているFacebook。

見方を変えるとAmazonには、私たちがどんなものを検索して関心があるか、何を買ったかの情報が全て保管されています。

Googleにも、私たちの膨大な関心ごとが全て保管されているだけでなく、Gmailを使っていればGoogle社はGmailを覗き見しているかもしれません。

Facebookには、より秘匿性の高い個人情報が保管されています。

「いやぁ、便利だなぁ」と思って使っている一方で、彼らに無意識で個人情報を差し出していたのです。

その個人情報をうまく使ったビジネスが、広告事業です。

「欲しい」「関心がある」ことと「宣伝」がイコールになるほど、広告の効果はあがります。

Amazon・Google・Facebookに個人の好みや関心ごとが集められているので、それらを広告をマッチングすれば、非常に効果の高い広告ができるという仕組みです。

情報銀行の仕組み

ITやAIの発達によって、人の行動履歴や購買履歴・関心ごとなどが管理しやすくなりました。

そういったデータを、情報発信元である「個人」から預かって企業とマッチングしたり、匿名化をした上で必要としている企業に情報を差し出したりするなどを行う業者のことを、「情報銀行」といいます。

貴重な情報なので、情報銀行が持っている「情報」を使った企業は、もちろん使用料を払います。

その使用料が、直接的・間接的に「情報」を「情報銀行」へ預けていた人に渡る仕組みです。

何に使われるか怪しい?メリットと問題点まとめ

メリット

現代において一番価値が高いと言われている「情報」。

その「情報」が欲しい人と、「情報を使わせることで儲けたい」人をマッチングしてビジネスにするのが、最大のメリットです。

売りたい人は、売れやすくなるようなヒントの情報が手に入りますし、情報を持っている人はそれを預けるだけで、儲かるのです。

あくまで取引の目的物が、目に見えない「情報」というだけで、他のビジネスとなんら変わることはありません。

何に使われるかわからないという問題点

「自分の情報が、何に使われるのかわからない」

これが最大の心配事でしょう。

おそらく「情報の預金者」は「情報」を「預金」するときに、膨大な書類にサインすることを求められるでしょう。

そこに、「お預かりした情報は、〇〇に使います」ということが、小さぁ〜い字で書かれているでしょう。

つまり、銀行側としては書類にサインさせることで、リスク回避をしているのです。

一方、銀行といえば、これまで「お金」がハッカーのターゲット対象でしたが、これからは「お金」に加えて「情報」もターゲットに加わる可能性があります。

ただ、その「情報」が約束通りに運用されているのか、ハッキングされて誰かの手へ渡ってしまわないかという不安が尽きません。

ひょっとすると、政府や行政機関の求めに応じて、勝手に差し出されるかもしれません。

「預金」の場合は、預けている残高が〇〇円と目に見える形で「残っている感」が実感できます。

一方「情報」の場合は、たとえ無断で使われても「残っている感は変わらない」ので、無断で使われているかどうかを知る術がありません。

そこが心配の根源ですし、「情報銀行」が「そういった不安は杞憂だと心の底から断言できる」のか、みものです。

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