中小監査法人への転職のメリットは?大手監査法人より忙しいか比較!

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修了考査を無事に合格し「公認会計士」になった今、転職候補として「中小監査法人」を考えたことがありませんか? 大手監査法人ほど忙しくないイメージがあるので、大手と比較して、中小監査法人への転職のメリットは何かをまとめました。

中小監査法人への転職のメリットは?大手監査法人と比較

中小監査法人転職

忙しい可能性は? 頼られる?

監査法人業界に限った話ではないですが、規模の大きな会社ほどノウハウやコンテンツも潤沢に持っています。

ですから、法律などのルールに対応する仕組みも、スタッフが一から作らなくてもすでに準備されているケースが多いでしょう。

一方で中小規模の会社では、そういったノウハウもコンテンツも揃っておらず、自分で作っていかなければいけません。

つまり中小監査法人では、本業の「監査」以外にも、仕組みづくりや法律対応などの作業を、スタッフが自らやっていかなければいけない可能性が高いです。

しかも、従業員も十分揃っているわけではなく、自分よりも優秀なスタッフがいなければ、自分に仕事が集中してくることは、よくある話です。

ですから、大手監査法人のときより忙しくなる可能性はありますが、逆にいうと、自分の能力を発揮・アピールする機会はいくらでもあるということです。

専門性をアピールしやすい

大手監査法人だと、同じような立場の人もたくさんいるので、例えば「IFRS導入の専門家」ひとつ取っても、いくらでも同じようなレベルの人がいます。

なので、かなり出世しないと「〇〇のことは△△さんに聞け」みたいなことになりにくいのです。

一方の中小の監査法人では、特別な専門知識や業務経験を持っている人の数がかなり限られてきます。

ですから、何か「ライバルの比較的少ない」専門的な経験を大手監査法人でしてきたら、中小監査法人ではかなりのアピールポイントになります。

自分色が出しやすい

大手監査法人の場合は、すでにルールも仕組みも整備し尽くされているでしょうから、よほどの権力者出ない限りは、自分の色を出しにくい環境です。

一方の中小監査法人では、良くも悪くもルールも仕組みも整備されていないので、ある程度の発言力さえあれば、自分色が出しやすい環境です。

「自分で組織を変えていきたい」という欲のある方なら、中小監査法人は絶好の舞台です。

出世しやすい

ある程度チームをマネジメントできるのは、やっぱりマネージャーになってからです。

マネージャーになると、ある程度は人に束縛されずに自分の予定を組んでいけるので、監査法人で生きていくのなら、まずは目指すべき職階です。

大手監査法人の場合は、マネージャーを目指す人もたくさんいるので、競争を勝ち抜きつつ年次を重ねていった先にマネージャーがあります。

一方の中小監査法人では、競争相手が少ない上に、職階の数も少ないです。

ですから、人事権を持っているパートナーまでの距離が近いので、マネージャーになりやすい環境です。

自分で時間をコントロールできる立場になれれば、自分の今後のことを考える余裕もできてきます。

年収

零細監査法人であれば給料をはずむのは難しいでしょうが、ある程度の規模の中小監査法人であれば、大手よりも安い金額を提示すると、採用がむつかしくなります。

かといって経営基盤も不安定なので、目に見えて大手以上の給料を払うこともむつかしいです。

結局は、大手と同じくらいか少し割りがいいくらいの年収を手にするのが現実的です。

嘱託会計士と接点が多い

独立して間もない会計士は、収入基盤が不安定なこともあって、中小監査法人で嘱託契約を結ぶケースが大半です。

嘱託会計士は、監査をしながらも自分のビジネスを立ち上げていかないといけないので、監査法人の内部のスタッフよりもいろんな意味でアンテナを高く張っています。

監査法人内でキャリアを終えると考えるのなら、接点の多さはメリットには必ずしもならないでしょう。

でも、自分も将来的に独立を考えているのであれば、嘱託会計士と接点を取っておくのは、アイデアを拝借できたり、「何をするとうまくいかないか?」を知ることもできるからです。

まとめ

メリットと捉えるかどうかは、自分が中小監査法人に何を求めるか次第です。

特に、将来的に独立を視野に入れるのか次第でも、大きく見え方が変わってきます。

「独立」をどう考えるかを決めた上で、中小監査法人への転職を考えた方が良いと思います。

修了考査に合格した公認会計士「転職したいな。知りたいことや不安や悩みが山ほどあるけど、ロードマップ的にまとまっているブログ記事ないかな?」そんなニーズに応えた記事を、まとめました。

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