ドローン爆発で暗殺事件?その方法や手口は?

Pocket

ベネズエラのマドゥロ大統領が、ドローンを使った爆発暗殺未遂事件にあいました。 そもそも、ドローンで暗殺は可能なのか・方法や手口をまとめました。

マドゥロ大統領

経歴

ベネズエラには元々、ウゴ・チャベスという大統領がいました。

チャベス大統領が2013年4月に亡くなった後、大統領選挙で選ばれたのがマドゥロ大統領です。

バスの運転手→労働組合代表→外務大臣→副大統領という階段を登っていった、まさに叩き上げの政治家です。

一方で、アメリカなどの先進国からは「独裁者」のレッテルを貼られているので、おそらくかなりの曲者なのでしょう。

大統領としての仕事

マドゥロ大統領は、中国への好意的な姿勢を前面に打ち出しています。

例えば2015年9月に行われた「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年式典」へ出席しただけでなく、ベネズエラ軍を天安門広場で閲兵させるという行動にでます。

このほかベネズエラは、中国が主導するアジアインフラ投資銀行にも加盟しています。

このほか、アメリカへの対決姿勢を前面に出すため、原油価格表示を人民元(元々はアメリカドル)へ切り替えるという政策もおこなっています。

そのほか、世界中の国で初めて仮想通貨を国家が発行するという行動も起こします。

豊富な天然資源を裏付けにした仮想通貨です。

日本も含め大半の国はアメリカへ尻尾を振るものですが、対決姿勢を前面に出した政権運営は非常に特徴的です。

発言など

いろいろと問題発言が多く、ベネズエラ版のドナルド・トランプ大統領と言ってもいいかもしれません。

代表的なものを挙げると、「故チャベス大統領はアメリカによって毒殺された」という主張に始まり、敵対政治家のことをホモ呼ばわりしたなど枚挙にいとまがありません。

極め付けは、アメリカのドナルド・トランプ大統領を世紀の大独裁者「アドルフ・ヒトラー」呼ばわりしたことです。

もっとも、声に出すか出さないかはともかく、多かれ少なかれ「確かに」と思っている方は多くいらっしゃるでしょうが。

ドローン爆発で暗殺未遂事件!

詳細な情報は報道されていませんが、メディアによると以下のような状況だったそうです。

国家警備隊の創立記念式典で演説していたマドゥロ大統領に近づいたドローンが爆発し、兵士7人がけがをした。

出典:HUFFPOST

暗殺を狙った人・グループは、おそらく演説していたマドゥロ大統領のもっと近くで爆発させたかったのでしょう。

詳細は明らかではありませんが、おそらく兵士が防ぎにいったのでしょう。

結果的に大統領は無傷で、兵士たちが巻き添えを食う結果となりました。

ドローン爆発の方法や手口は?

反対派が暗殺に利用しようとした「ドローン」。

日本では一時期ほどドローンは騒がれなくなりましたが、そもそもドローンで暗殺なんて可能なのでしょうか?

書店を見ると「無人暗殺機 ドローンの誕生」という書籍があるので、可能なのでしょう。

本以外の情報へ目を移すと、池上彰さんの記事に以下の文章がありました。

無人暗殺機でテロリストを暗殺し続けているアメリカですが、

出典:文芸春秋

なんとアメリカ軍は、ドローンで暗殺活動をすでに進めているというのです。

具体的にどうすれば、暗殺用ドローンを作れるかまで紹介された記事はさすがにありませんが、おそらく爆発力の高い&軽い爆弾を搭載すれば目的を達成することは可能でしょう。

むしろ問題は、「大統領の至近距離までいかに早く飛ばせるか?」でしょう。

今回は、マドゥロ大統領に最接近する前に防がれてしまったことで目的は達成できませんでした。

今後はおそらく警備が厳重になるでしょうから、反体制派は同じようなアプローチは控えるでしょう。

物騒な世の中ですが、技術的には可能なので、いずれ世界のどこかの政治家の中で被害者は出てくるんでしょうね・・・。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする