錦織圭が四大大会で勝てない理由は?なぜグランドスラムで優勝できない?

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またしても四大大会で錦織圭の決勝進出の夢は断たれてしまいました。なぜ、グランドスラムで優勝できないのか、勝てない理由をまとめました。

錦織圭が四大大会で勝てない理由

最強王者が3人もいる

どの時代にも王者と呼ばれる選手はいますが、2000年代以降は最強王者が3人もいる状態が長く続いています。

しかも彼らは、多少の故障を抱えてはいるものの、3人とも非常に好調という状態が続いているので、手がつけられないのです。

そんな中で錦織圭は何度もベスト8に進出しながら、その行く手の多くを絶対王者のノバク・ジョコビッチに阻まれ続けています。

ベスト8までに体力消耗

様々なメディアで言われているのでいまさら感はありますが、ベスト8へ残るまでに「フルセット」になっている割合が、トップ3と比べて突出しています。

つまり、格下相手にかろうじて勝っているので、体力を消耗してしまっているのです。

100パーセントの状態でぶつかってどうかという相手に、体力的なハンデを背負って勝てるはずがありません。

つまり、彼らとぶつかる前に勝負が決してしまっている状況を、まずは変えないといけないのです。

そのあたりはご本人も重々承知されていて、「3セットで勝てるようにしないといけない」とコメントされています。

そこがクリアできたときに、「BIG3」との試合は、これまでとは違ったものになるでしょう。

BIG3と早い段階で当たる組み合わせ

錦織自身が認めていますが、ベスト8でほぼ必ず「その大会で優勝した選手」(大半はBIG3)と対戦する巡り合わせになっています。

これは単純にくじ運とかではなく、「世界ランキングがBIG3より低いから」が理由です。

テニスの大会は、基本的に世界ランキング上位の選手ほど勝ちやすい組み合わせになっています。

例えば、2019年のウィンブルドンだと、世界1位のノバク・ジョコビッチは、決勝までフェデラーやナダルとは対戦しない組み合わせになっています。

一方の世界2位のナダルは、「ジョコビッチと戦う前に」準決勝でフェデラーと戦う組み合わせになっています。

つまりランキングが下位の選手ほど、大会の早い段階で強敵と当たる可能性が高くなります。

なので世界ランキングが7位の錦織圭としては、BIG3との対戦が極力少なくなるように、可能なかぎり「世界ランキング4位」へ近づけておく必要があるのです。

そうすると、BIG3との対戦は1回-2回で済むことになります。

3人を連破するなんて、到底不可能です。

チャンスが来た時に「既に負けている」

いかに3人の絶対王者といえども、いつも勝っているわけではありません。

例えば、世界ランキング1位のジョコビッチ。

2019年の全仏オープンでは準決勝で敗退しています。

これを逆に言うと、錦織圭がナダル・フェデラーを連破していれば、決勝にはジョコビッチはいなかったということです。

同じことは、フェデラーとナダルにも言えます。

例えば2018年の全米オープンでは錦織圭はジョコビッチにやられてしまいましたが、準決勝の片方の山にはフェデラーはおらず、ナダルは怪我による棄権に見舞われています。

つまり、ジョコビッチに勝っていれば、決勝にはBIG3は誰もいなかったのです。

いつも2019年のウィンブルドンのように「BIG3が3人とも準決勝まで勝ち残っている」わけではないので、少なくともBIG3を一人は倒して、「勝ち残っていないといけない」のです。

技術面で差がある

近年の「BIG3と対戦前にガス欠」問題を解決し、意気揚々と挑んだ2019年ウィンブルドンの準々決勝ですが、再びBIG3に行く手を阻まれました。

試合後のフェデラーと錦織のコメントを見る限り、「まだ技術面で差がある」ことは明らかです。

第1セットを取ったにもかかわらず、第2セット以降戦術を変えたフェデラーに勝てませんでした。

詳しいところは錦織圭本人とチャンコーチの範疇ですが、残念ながらまだ埋めなければならない差があるということです。

ただし、この1年以上格下への取りこぼしは減って来たので、「あと少し」というレベルまで達しているのは、錦織本人のコメントからも垣間見えます。

2019年のグランドスラムは、錦織が最も得意とする全米オープンなので、のこりの1ヶ月で、「あと少しの差」を埋められるように応援したいですね。

テニスの四大大会で3連覇の可能性がかかる大坂なおみで、あらためて「四大大会3連覇の歴代達成者」が注目されています。今回は、男子と女子で「四大大会3連覇」を達成した選手をまとめました。

おすすめの本

ジョコビッチ・ナダル・フェデラーの3人が、それぞれ何を考えて、どんな生い立ちを経て来たのでしょうか?

ファンが気になるそんな一面にフォーカスした本を紹介します。

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