石川佳純・伊藤美誠ペアがブルガリアOP連覇の凄さは? 中国ペアの強さは?

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「かすみま」の愛称で親しまれている女子卓球の石川佳純・伊藤美誠ペアが、決勝で中国ペアを破り前年に続いてブルガリアOP大会連覇を果たしました。ブルガリアオープンを連覇することの凄さや決勝の相手である中国ペアの強さはどんな感じなのか、まとめました。

ブルガリアオープン

卓球の国際主要大会(ワールドツアー)主要6大会のひとつで、8月16日から8月19日にかけてブルガリアで開催されています。

卓球の世界には、メジャーな大会が2種類あります。

1つ目はよりランクの高い「ワールドツアー・プラチナ」という大会で、6つの大会から構成されています。

もうひとつは「ワールドツアー」という大会で、こちらも同じく6つの大会から構成されています。

今回かすみまさんが優勝したのは、「ワールドツアー」の方にランクづけされている「ブルガリアオープン」です。

石川佳純・伊藤美誠ペア

石川佳純

山口県出身で25歳の女子卓球選手で、両親がともに卓球選手の家庭で育ちました。

7歳に卓球を始め、特に母親の指導でメキメキと実力を伸ばしていきました。

小学2年生以下のクラスで全日本選手権本線ベスト64に入ったのをきっかけに、大人相手の対外試合を続けて技術を磨いていきます。

そして2006年には全日本選手権5回戦進出を果たし、日本代表入りを実現させます。

2010年には、世界ジュニア卓球選手権で優勝を果たします。

2011年には全日本選手権シングルスでついに優勝を果たし、2015年には全日本卓球選手権で三冠(女子シングルス・ダブルス・混合ダブルス)を達成します。

2012年のロンドンオリンピックでは4位に終わりましたが、2013年度からの全日本卓球選手権女子シングルス3連覇や、2018年の世界選手権での準優勝など、第一線で華々しく活躍されています。

伊藤美誠

静岡県出身の17歳の女子卓球選手で、石川佳純につぐ世界ランクを維持しています。

友人の平野美宇と組んだ女子ダブルスで、2014年度にワールドツアーとワールドツアーグランドフィアナルで優勝したのが、これまでのキャリアハイライトです。

その後も、2015年のワールドツアー優勝、2016年のリオ五輪でのメダル獲得するなど、早くから世界の最前線で活躍されています。

決勝の中国ペアの強さ

決勝戦の相手は、刘高阳選手と張瑞選手のペアでした。

刘高阳さんは、2014年に南京で開催された夏季ユースオリンピック大会で女子シングルスと混合ダブルスで金メダルを獲得するなど、世界の第一線でも活躍している若手のホープです。

一方の張瑞さんは、世界主要大会での目立った記録はありませんが、中国は非常に選手層が厚いので、今回の決勝進出をきっかけに、世界のスターダムへの仕上がる可能性は十分に考えられます。

今回は、かすみまさんが格上の決勝でしたが、相手も決勝まで勝ち進んできた相手です。

今回の優勝が決して色褪せることはありません。

ブルガリアOP大会連覇にみるかすみまの凄さ

卓球の主要大会では、選手層の違いもあって長く中国の選手が優勝し続けています。

2018年の主要大会を見ても、優勝者の半数以上は中国選手です。

日本人選手の優勝は、ドイツオープン・香港オープン・ジャパンオープン・オーストラリアオープンで、それ以外の大会の優勝者は、ほぼ中国選手で占められています。

そんな中、日本の選手が優勝しただけでなく「連覇」したことは、途轍もなく素晴らしい記録です。

U21のような年齢制限のある大会では、石川佳純選手が2連覇したことがありますが、年齢制限のない主要大会では、日本人の選手が連覇したことはありません

そういった意味でも、ワールドツアーの大会で連覇したことは非常に価値の高い記録といえます。

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