2代目琴ノ若の誕生で、「親子力士」が注目されています。そこで歴代の親子関取の父・息子の最高番付や動画をまとめました。
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親子力士は誰で動画は?最高番付は?
貴乃花と若乃花
やはり、相撲界で最高の実績を残した親子力士は、この家族に尽きるでしょう。
しかも、伯父は元横綱の初代若乃花(優勝10回)です。
もはや、他の追随を許さないというレベルです。
父:貴ノ花 (大関 優勝2回)
横綱も期待された大関でしたが、当時の大横綱北の湖や輪島に阻まれ、横綱昇進はなりませんでした。
ただ、大関としては2度の優勝を達成しており、歴史に名前を残しています。
当時「憎らしいほど強い横綱」といわれた横綱北の湖との激闘は、今も強く印象に残っているファンは多いでしょう。
しかし彼の名をそれ以上に高めたのは、息子二人の存在でしょう。
一人の横綱を育て上げるのですら難しいのに、息子を二人とも文句なしの成績で横綱に昇進させた手腕は、貴ノ花の師匠としての評価を空前のものになりました。
息子(次男):貴乃花 (横綱 優勝22回)
相手の強さを吸収するかのような、盤石の横綱相撲で多くの優勝を積み重ねました。
最後の優勝で見せた鬼の形相は、ファンの心を掴んで離しません。
つくづく、引退のきっかけになった膝の故障がなければという思いを抱くファンは今も多いはずです。
息子(長男):若乃花 (横綱 優勝5回)
弟の貴乃花の陰に隠れがちですが、伯父の初代若乃花ばりの強靭な足腰を武器とするその取り口は、特に玄人筋の評価が高い横綱でした。
横綱になってからはけがに見舞われたため優勝を果たすことはできませんでしたが、5回の優勝は立派な成績です。
大鵬 (祖父と孫 元横綱)
白鵬が記録を更新するまでは、更新不可能とされていた大横綱大鵬の優勝32回という記録。
そんな力士を祖父に持つ納谷は、18年3月に序ノ口優勝を達成しました。
恵まれた体格に甘えず稽古を重ねる日々ですが、後述の豊昇龍とは「時代を分けるライバルになるかも?」という気の早いファンもいるほどです。
朝青龍と豊昇龍 (叔父と甥 元横綱)
横綱朝青龍を叔父にもつ豊昇龍も、注目されている力士の一人です。
叔父のような、スピードと切れ味を持ち味とする取り口で、納谷とのライバル対決は今後も注目の一番となる可能性は大です。
琴桜→琴ノ若→2代目琴ノ若
猛牛と評された突進相撲で横綱を極めた横綱琴桜。
そして大きな体格を生かして関脇まで上り詰めた琴ノ若、そして婿養子の父と琴桜の娘を親に持つ2代目琴ノ若が、次の「親子たち」として注目されています。
琴桜は生前に、「大関になるまで琴桜はやらない」と言っていたそうなので、2度目の改名を目指して、精進を重ねます。
まとめ
今回は、顕著な実績を残した親子力士を取り上げましたが、やはり顕著な実績を残した親子が非常に少ないという印象です。
それだけに、貴ノ花親子の残した実績は、ひときわ輝かしく光り輝いています。
果たして2代目琴ノ若は、「2代目琴桜」を名乗る日はやってくるのでしょうか?
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